みかもデジタルのサービス料金の考え方|iOS/Androidアプリ10万円〜、Web・SEOは事業フェーズで設計
「みかもデジタルって、結局いくらかかるの?」——お問い合わせ・ご相談で、最初の30分で一番多くいただく質問です。
料金表を一覧で公開している会社が多い中、みかもデジタルでは項目によって「○○円」と即答できるものと「ご相談」とお伝えするものが混在しています。これは値付けの逃げではなく、「地方の中小企業が無理なく続けられる金額」と「実際にやり切れる工数」を一致させたいから、というのが本当のところです。
このコラムでは、みかもデジタルがサービス料金をどのように設計しているか、3つの原則と項目別の考え方を公開します。すでに発信している「iOS/Androidアプリ、10万円で作れます」の根拠の話でもあります。
料金設計の3原則
原則1:地方の中小企業が「無理なく払える金額」を起点にする
東京の大手代理店の見積額を、徳島の中小企業がそのまま支払うのは現実的ではありません。アプリ開発で500万円、Webサイト制作で300万円という金額は、首都圏の上場企業や大型ECなら回収できる前提ですが、従業員10〜50名の地方企業にとっては「初期費用で動けなくなる金額」です。
みかもデジタルは、自社が「社員18名の地方企業」であるからこそ、この感覚を共有しています。お客様の会社規模・売上規模・回収できる期間を最初の30分で一緒に整理した上で、「3年で回収できる金額」を起点に料金を組みます。
原則2:内製で得た技術と工数を、外部にも届ける
みかもデジタルは、まずみかもグループ自身の7サイト・自社アプリを内製で運用してきた蓄積から生まれた部門です。エムネットの公式アプリをApp Storeで公開した経験、SOUPのSEO設計、みかも喫茶のサイト運営——どれも自分たちでやり切ったうえで、その仕組みを外部のお客様にも届けています。
つまり、ゼロから請け負うのではなく「すでに動いている型」を再利用するから、外注の相見積もりよりも安くお出しできる項目があります。アプリ10万円の根拠もここにあります。
原則3:価格より、「運用が続く前提」を売る
Webサイトやアプリは、納品して終わりではありません。SEOは半年〜1年で結果が見え始める仕事ですし、アプリはストアレビューや不具合対応が日常的に発生します。初期費用を安くしても、運用が続かなければお客様の事業に貢献できない——この考え方から、みかもデジタルでは「制作費」と「運用費」を別建てで提案します。
運用費が必要ない案件(単発のサイト制作だけ等)はもちろんOKです。一方、ご希望に応じて月次の運用伴走もお引き受けしています。料金表ではなく、「事業フェーズに合わせた組み方」でご提案する理由はここにあります。
サービス別の料金感
アプリ開発:iOS/Androidとも10万円〜(自社事例あり)
iOSアプリもAndroidアプリも、みかもデジタルでは10万円〜で内製します。これは「片方だけ10万円」ではなく、両OS対応で10万円〜という意味です。React Native+Expo を採用し、iOS/Android を1コードベースで開発・配信できる体制が、社内に既に整っているためです。
10万円という数字は、目を引くキャッチコピーではなく、自社のエムネット公式アプリ(エムネット)の開発実績から導いた金額です。エムネットの第1弾はApp Store(iOS版)でリリース済み、Android版(Google Play)も同じコードベースから順次公開していく予定で、すでに動く実証事例があります。詳しくは「iOS/Androidアプリ、10万円で作れます」とエムネットアプリ開発記で開発の中身を公開しています。
10万円で実装できるのは、「機能を絞った第1弾」です。具体的には次のような設計です。
- 主要機能を3つ以内に絞る(例:選択型の入力/公式LINEへの遷移/問い合わせフォーム)
- ユーザー登録・プッシュ通知・アプリ内アナリティクスは第1弾では入れない
- React Native+Expo を採用し、iOS/Android を1コードベースで運用
- ストア登録費用は別途お客様側でご負担(Apple Developer Program 年$99/Google Play Developer 初回$25・買い切り)
「会員機能を作りたい」「アプリ内決済を入れたい」「リアルタイム通信を実装したい」といった機能は、第2弾以降の有料アップデートとして提案します。第1弾はミニマムで、第2弾から育てていく——この方が、運用が続く確率が高いと現場で実感しています。
iOSだけ/Androidだけの片側だけ公開したいご希望にも対応できますし、両OS同時公開も可能です。どちらでも10万円〜の同じ価格帯でご相談いただけます。
Webサイト制作:ご相談(規模・目的によって幅があります)
Webサイト制作の料金は、規模・目的・既存資産の有無によって大きく変わります。一律の料金表でお見せできないのは、次の理由からです。
- 事業紹介の3〜5ページのコーポレートサイトと、商品検索ができるEC、記事を毎月更新するメディアサイトでは、必要な工数がまったく違う
- 既存のロゴ・ブランドガイドライン・写真資産があるかないかで、デザイン工数が大きく変わる
- WordPress・Next.js・Shopify など、選ぶ基盤によって運用費が変わる
みかもデジタルでは、最初の30分で目的・規模・既存資産を伺った上で、「ミニマム構成」「標準構成」「フル構成」の3案でお見積りをお出しすることが多いです。「これだけはやらないと意味がない」と「ここまでやれば成果が見える」を分けて提示するため、ご予算に合わせた選択がしやすくなります。
SEO・運用支援:月次プランまたはプロジェクト単位
SEOは「やる/やらない」を切り替えるスポット作業ではなく、3〜12ヶ月かけて検索順位と流入を育てる仕事です。料金は、関わる範囲とコミット時間で決めます。
- 月次運用プラン:記事制作・内部リンク設計・構造化データ・順位モニタリング・改善提案までを月次でお引き受けする形。料金は月次の本数・対応サイト数で変動するため、ご相談
- スポット対応:「順位が落ちている原因を1週間で診断したい」「サイト構造を一度整理したい」といった単発の依頼。プロジェクト単位でお見積り
- 研修・伴走:御社の中の人にSEOの考え方を共有し、内製で回せる体制を作るための短期講座。月1回×3〜6ヶ月でご相談
みかもグループの7サイトは、すべてみかもデジタルの社内で記事を書き、SEOを設計し、順位を見ています。自社で月60本以上の記事を回している運用モデルを、そのままお客様にも届けます。
AI活用支援:内容により幅があります
AI活用は、最近のトレンドとして「とりあえず導入してみる」相談が増えていますが、「何を解決するためのAIか」がはっきりしない案件は、料金以前に成果が出にくいのが実態です。
みかもデジタルでは、まず業務の棚卸し(無料の30分相談)から始めて、「ここをAIで自動化できる」「ここはまだ人がやった方が早い」を切り分けます。そのうえで、ChatGPT/Claude/Cursor などのAIツールを使った業務改善プロジェクトとして、プロジェクト単位でお見積りします。
具体例は「AIだけで、ここまでできた」のコラムでも紹介していますので、ご一読ください。
サーバ・ドメイン・メールの整備:実費+作業料
地方の中小企業さまで意外と多いのが、「ドメインの所有者が前任の担当者で、引き継ぎ資料がない」「メールが社員ごとにバラバラのアドレスで、退職者のアカウントが残ったまま」といったご相談です。これは作業の難易度よりも、引継ぎと整理の工数が料金を左右します。
サーバ移行・ドメイン整備・メール統合は、お客様の現状資料の有無によって費用感が変わるため、初回ヒアリングでお見積りをお出しします。詳細は「サーバー・ドメイン・メール ── 中小企業のIT基盤を正しく整える方法」を参照してください。
「ご相談」になるケースと、その理由
「料金を即答できないのは不誠実なのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。みかもデジタルが「ご相談」と書く項目には、共通の理由があります。
事業フェーズで「同じ仕事」でも価値が違う
立ち上げ直後の3名の会社のWebサイトと、創業30年・社員50名の会社のWebサイトでは、「お客様にとっての価値」が違うため、同じデザイン工数でも妥当な金額が変わります。前者は「事業を立ち上げるための初期投資」、後者は「事業を次の段階に押し上げるためのリブランディング」になることが多く、対応する深さが違います。
競合状況で「SEO工数」が変わる
「徳島 カフェ」というキーワードと「東京 弁護士」というキーワードでは、上位を取るために必要な工数がまったく違います。競合サイトがどれだけ強いかによって、必要な記事本数・内部リンクの密度・取材すべき情報量が変わるため、料金もそれに合わせます。
組織サイズで「DX工数」が変わる
社員5名の会社の業務改革と、社員50名の会社の業務改革では、関係者の数も既存システムの数も違います。「いま動いているもの」を止めずに移行する難易度が、料金を決めます。
こうした事情があるため、みかもデジタルでは「最初の30分でお話を聞いた上で、その日のうちにレンジ感をお伝えする」ことを基本にしています。料金表を一覧でお見せするより、お互いに不幸の少ない進め方だと考えています。
ご依頼の流れ
- 無料の30分相談(オンラインまたは東みよし町オフィス)——目的・規模・既存資産・ご予算感をお伺いします。お見積りに進むかどうかは、この30分の中で一緒に判断します。
- ご提案・お見積り(無料)——「ミニマム構成」「標準構成」「フル構成」の3案、または1〜2案でご提案します。書面でお出しするので、社内稟議にもそのまま使えます。
- ご契約・着手——着手時期・支払い条件を擦り合わせて、ご契約。プロジェクトによっては分割払いにも対応します。
- 納品・運用伴走——納品して終わりではなく、運用に入っていただいてからのフォローも含みます。月次の運用契約をご希望の方には、引き続きご支援します。
よくあるご質問
Q. 「とりあえず見積もりだけ」でも対応してもらえますか?
A. はい、初回30分のご相談・お見積りまでは無料です。「他社と比較したい」「社内稟議のためにレンジ感だけ知りたい」というご相談も歓迎します。みかもデジタルが最適でないと判断した場合は、その旨を率直にお伝えします。
Q. みかもグループ以外の業界・地域でも依頼できますか?
A. 業種・地域を問わずご相談いただけます。ただし、みかもデジタルは現時点でみかもグループ内の運用も並行しているため、対応できる本数に限りがあります。お問い合わせいただいた順で、無理なくお引き受けできるかをお伝えします。
Q. 「アプリ10万円」と書いてあるけれど、iOS/Android両方とも作れる?
A. はい、iOSアプリもAndroidアプリも、10万円〜の同じ価格帯で作ります。みかもデジタルは React Native+Expo を採用しており、iOS/Android を1コードベースで開発・配信できる体制を社内で持っているためです。「iOSだけ」「Androidだけ」「両方」のどのご希望にも対応できます。実例として、エムネットの公式アプリは第1弾を App Store(iOS版)で公開済みで、Android版(Google Play)も同じコードベースから順次公開していく予定です。なお、Apple Developer Program(年$99)と Google Play Developer(初回$25・買い切り)のストア登録費用は、お客様側でご負担いただく形が基本です。
Q. 月次の運用契約は、最低何ヶ月から?
A. 内容によりますが、SEO・記事制作の月次運用は3ヶ月以上を推奨しています。1ヶ月単位ではSEOの効果測定が難しいためです。1ヶ月のスポット対応もお引き受けできますが、その場合は「月次運用」ではなく「単発プロジェクト」として別建てでご提案します。
Q. 既存サイトをリニューアルする場合と、新規で作る場合で、料金は変わりますか?
A. はい、変わります。既存サイトのリニューアルは、現状のコンテンツ・画像・アクセス数・SEO評価を引き継ぎながら作る必要があるため、新規制作よりも難易度と工数が増えるケースが多いです。一方、引継ぎ資料が整理されているサイトであれば、新規制作と同程度に収まることもあります。30分のヒアリングで、どちらのパターンに近いかをお伝えします。
まずは30分、お話を聞かせてください
料金は、お客様の事業フェーズ・既存資産・ご予算感によって幅があります。みかもデジタルは「料金表で売る」会社ではなく、「お客様の事業に合わせて、無理なく続く形を一緒に作る」会社でありたいと考えています。
初回の30分相談は無料です。オンライン(Google Meet)または徳島県三好郡東みよし町のオフィスで承っています。「まだ依頼するか決まっていない」「他社と比較したい」段階のご相談も歓迎します。
お問い合わせはみかもデジタル公式サイトのフォーム、またはみかもグループ全体の窓口(mikamo-group.co.jp)からお寄せください。
——
みかもデジタル|株式会社みかも DX部門
徳島県三好郡東みよし町
https://mikamo-digital.jp/

