「ホームページを作った、その先」を考えていますか? 地方企業のWeb運用、3つの現実

徳島に限らず、地方の中小企業でこんな話をよく聞きます。

「ホームページは3年前に作った。でも、それ以来更新していない。」

制作会社に数十万円を払って、立派なサイトができた。納品メールが届いて、「お疲れさまでした」で終わった。その後、アクセス解析を見たことがない。ブログは3記事で止まっている。問い合わせフォームが壊れていることに半年気づかなかった。

こういうケースは笑い話ではなく、地方企業のWebの現実です。

私たちは徳島県東みよし町で、カーコーティング・中古車買取・カフェ・ガソリンスタンド・レンタカーという5つの事業のWebサイトを運用しています。すべて自社で。この経験から言えることを3つ、率直にお伝えします。

現実1:「作って終わり」のサイトは、Googleからも無視される

Googleの検索エンジンは、更新頻度を見ています。正確に言うと、「有用なコンテンツが継続的に追加されているか」を見ています。

3年前に作ったまま放置されたサイトと、週に1回でも有益な記事が更新されるサイト。同じキーワードで検索されたとき、どちらが上に表示されるかは明白です。

例えば「徳島 カーコーティング」で検索したとき、上位に出てくるのは施工事例やコラムを定期的に更新している店です。SOUPでは、コーティングに関するコラムを継続的に発信しています。これがSEOの土台になっています。

逆に言えば、更新さえ続ければ、地方の中小企業でも大手に検索で勝てる領域がある。特に「地域名+サービス名」のような検索では、地元企業に明確なアドバンテージがあります。

現実2:サイト制作費よりも、運用コストのほうが大事

ホームページの制作費は、一般的に30万〜100万円程度。これを「高い」と感じる経営者は多いです。

しかし、本当に考えるべきは「作った後にいくらかかるか」です。月々のサーバー代、ドメイン更新、SSL証明書、プラグイン更新、セキュリティパッチ、コンテンツ更新。これらを自社でやるのか、外注するのか。

外注すれば月3万〜10万円。年間で36万〜120万円。制作費と同等かそれ以上の費用が「運用」に消えていきます。

だからこそ、Web運用の一部を内製化するという選択肢が重要になります。全部を社内でやる必要はない。でも、ブログの更新、写真の差し替え、営業時間の変更くらいは自分たちでできる仕組みを作っておく。これだけで、年間の外注費は大幅に下がります。

私たちが5サイトを自社運用できているのは、最初から「自分たちで触れる仕組み」を設計したからです。

現実3:Webの成果は「数字」で見えるから、改善できる

チラシを1000枚配った。何件の問い合わせに繋がったかは、正確にはわかりません。

でもWebなら、「何人がサイトに来たか」「どのページを見たか」「どこから来たか」「問い合わせボタンを何人が押したか」まで全部わかります。Google AnalyticsとSearch Consoleを入れるだけで、です。

数字が見えれば、改善できます。「このページの直帰率が高い→内容が検索意図とズレているのでは?」「このキーワードで50位→もう少し内容を充実させれば上がるのでは?」。こうしたPDCAが回せるのがWebの強みです。

M-NET(中古車買取)のブログでは、買取事例を継続的に公開しています。「徳島 車買取」「東みよし 中古車」といった検索から、実際に査定依頼に繋がっています。これは数字で確認できている事実です。

地方企業がまずやるべき3つのこと

  1. Google AnalyticsとSearch Consoleを入れる——まだ入れていないなら、今日やってください。無料です。
  2. 月に2回、ブログを書く——お客様の声、施工事例、よくある質問。すでにある素材を記事にするだけです。
  3. Googleビジネスプロフィールを更新する——営業時間、写真、投稿。特に地方のサービス業はGBPからの流入が多い。

この3つを3ヶ月続けるだけで、検索順位とアクセス数に変化が出ます。保証はできませんが、経験的にほぼ間違いなく動きます。

なぜ東みよし町でWebの話をするのか

「DX」「Web戦略」と聞くと、都市部の話に聞こえるかもしれません。でも実際は逆です。

都市部には選択肢が多い。チラシ、看板、交通広告、イベント、口コミ。情報を届ける手段がたくさんあります。

地方は違います。人口が少なく、物理的な接点を作るコストが高い。だからこそWebが効く。限られた予算で、必要な人に、必要な情報を届けられる。

私たちは東みよし町で、5つの事業のWebを運用しながら、この手応えを毎日感じています。

よくある質問

Q. WordPressは自分で更新できますか?

基本的な操作——記事の投稿、写真の差し替え、テキストの編集——は、ブログを書ける方なら問題なくできます。最初に操作方法を覚えれば、あとは慣れです。

Q. SEO対策はどれくらいの期間で効果が出ますか?

早くて1〜3ヶ月、キーワードの競合度によっては6ヶ月以上かかることもあります。ただし「地域名+サービス名」のような検索は、競合が少ないため比較的早く効果が出ます。

Q. ホームページを作り直すべきでしょうか?

必ずしもそうではありません。既存のサイトでも、コンテンツの追加・SEO設定の見直し・構造の改善で十分に成果を出せるケースが多いです。まずは現状診断から始めることをおすすめします。

mikamo digital|株式会社みかも Web部門
徳島県三好郡東みよし町を拠点に、グループ全5事業のWeb運用・SEO・コンテンツ設計を担当。
地方企業のWeb活用に関するご相談は mikamo-group.co.jp よりお問い合わせください。

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